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2016年5月11日水曜日

大事件発生!!!

いよいよお祭りシーズンが開幕し、血が騒ぎ出した先週末の台東区。

下谷祭りを皮切りに、ヴァルと神輿の写真を撮ろうと出かけました。



この日は土曜日で、本神輿の宮出し&宮入は翌日の日曜日。
「明日が本番だな。どういう構図で撮ろうか。」等と考えながら土曜日を過ごしました。

翌日の日曜日、何時も通りに朝5時過ぎに自宅を出て散歩会場に到着。



何時もの定点観測でパシャリと一枚。
これまた何時も通りに楽しく他のワンちゃんと遊んでました。
そう、あの事件が起こるまでは…

数人の方が談笑する足元に何頭かのわんこ。
少し離れた所で自分も他の方と話してました。

突然、ダメ~!と大きな声。
何だろ?と目をやると、ヴァルに向かって叫んでる様子。
慌てて駆け寄った時には既に事件は起きてました。

地面に置いてあったカバンから、ヴァルがおもちゃのボールを咥え出して、制止も聞かずそのままゴクん!と飲み込んでしまいました。

独占欲の強いヴァルは、取り上げようとすると余計に離さなくなる傾向にあります。
その時も、取り上げられる!との考えから、急いで飲み込んだんだと思われ。

聞くと、そんなに大きな物ではないらしいが、電池が入っていて光るおもちゃらしい。
嫌な予感が脳裏をよぎりました。

その時点では、どうする事も出来ず様子を見るしかないと判断。
そのまま散歩を終え帰宅。
途中で吐くかも?と少し長めに歩きましたが、その兆候は見られませんでした。
ご飯食べさせても無意味と考え、そのままサークルに閉じ込めて様子を見ます。
吐きません。

だんだん不安になって来て、かかりつけの病院に電話します。
電池が入ってる事を伝えると、直ぐに来て下さいとの事。

到着すると日曜日という事もあり激混み状態でした。
2時間以上経ち、ヴァルも待ちくたびれてウトウトです。




全く呑気なもんだぜ!と呆れながら待ちました。
この時点までは。

やっと順番が来て、レントゲン撮影。





パピーの頃から診て頂いてる病院なので、大概の診察で暴れる事はありません。
注射も採血も全く平気です。
が、レントゲン室は嫌いみたいで激しく抵抗するのでエリカラを。
待合室で泣き叫ぶヴァルの声を聞きながら待機しました。



はい!ものの見事に胃の中に金属が。
大きさ的に下からは出そうに無いとのお話。
そのままでは腸閉塞になるので、吐けるんだったら吐かせましょうとの診断でした。

注射して様子を見ます。
吐きません…
更にもう一本注射。
吐きません…

次の手段は、全身麻酔をして内視鏡で上から取り出す処方だそうです。
この時点で、かなりヤバいなぁ!と恐怖が襲って来ます。
お任せするしかないので、そのままヴァルを預ける事に。
夕方連絡しますとの事なので、自宅で待機する事にしました。

これではお祭りどころじゃありません。

不安な時間を過ごし、やっと連絡がありました。
悪い予感は的中し
どうしても取れません。こうなると開腹手術しかありません。
との連絡でした。

一瞬、目の前が真っ暗になりました。

とりあえず、苦しそうな感じもないし元気なので、今日は連れて帰ってもいいですとの事だったので、急いで病院へ。
診察&処置代金、約6万円…
痛いです(涙)
保険入ってなかったら大変でした。(後で返金なので、一度は全額払わなきゃいけませんが)
この後手術と入院で幾らかかるやら…

丸一日何もご飯を食べてないので(オヤツは除く)、普段の半分位のご飯をあげました。
アッという間に完食です。






食欲はあるし痛みや違和感を感じてそうもありません。
食べた事により、もしかして吐くかも?と一縷の望みに期待してました。
ほとんど眠れず、朝を迎えましたが吐きませんでした。

こうなったら手術で取り出すしか方法は残されてません。
腹をくくるしかない!と気力をふりしぼり病院へ。
相変わらずの激混み状態で3時間待ち。
承諾書にサインし、ヴァルを預けて帰宅しました。

5時頃には終わる予定なので連絡しますとの事でした。
でも、5時を過ぎても連絡がありません。
いてもたってもいられない時間を悶々として過ごし、やっと8時過ぎに電話が鳴りました。

無事に成功し意識も戻ってますとの事でした。
急いで病院に行き、お話を聞く事に。

取り出されたオモチャはボールではなく、モンスターインクのキャラみたいなゴムのヒダヒダがついた光るオモチャでした。
ゴムが伸びるので、内視鏡で取ろうとしても食道の出口で引っかかった時にビョ~ンと伸びてしまい取り出せなかったのだそうです。

二歳にして早くも開腹した事にショックを受けていたので、今後何らかの弊害や障害が出る可能性は?と尋ねると「その心配はありませんよ」とのお答え。
まぁ、そう言うしか無いよなぁ…とも感じましたが、今となっては後の祭りです。

気持ちを切り換えて、一刻も早く体力を取り戻す事を最優先させなければ!

そして、今後も同じ様な状況になった時に、どうやって飲み込む事を阻止したらいいのか?大きな課題です。

油断した自分が悪いんですが、自由に遊ばせてあげたいと思うのは犬と暮らす人間には当然とも言える気持ちです。
運動不足で太らせない為にも、積極的に離して遊ばせてましたが、今後は離すのが怖くなりそうです。

飲み込んだヴァルも悪いんだけど、やはりパートナーとしての自分の不注意が原因だよなぁ…と猛省しています。

面会は出来るので、毎日面会に行ってます。

どうしてこんな所にいるの?という顔のヴァル。




点滴で栄養剤を送られ、固形物は未だ食べられないそうです。
早ければ金曜日に退院予定だそうです。

本当に悪夢な出来事でした。

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